らくやきマーカーと、
無印良品おえかきペンの違い。
陶磁器用のペンを代表する(?)エポックケミカルのらくやきマーカーと、無印良品のおえかきペン・陶磁器用。これからオリジナル食器をつくろうかなーと考えている人にとって、2つの製品の違いは気になるところ。
ペンの見た目、色の種類、線の太さ、書き心地、コストパフォーマンスなど、らくやきマーカーと、無印良品のおえかきペン・陶磁器用の違い。比較結果まとめ。
2016.6.1 公開/2022.4.5 更新
ペンの見た目
身近な文房具は、お部屋に合ったものを選びたいですね。まずは製品の見た目を比較してみましょう。らくやきマーカーは子供も楽しめそうなファミリー向け、おえかきペンはシンプルな大人向けのデザインといったところでしょうか。
らくやきマーカー(エポックケミカル)の見た目。
おえかきペン・陶磁器用(無印良品)の見た目。
色の種類
次にカラーバリエーションについて、比較していきましょう。
エポックケミカルのらくやきマーカーは、全16色のカラー展開。黒、茶、紫、青、緑、黄、橙、赤、パステルグレー、セピア、パステルバイオレット、ライトブルー、ライトグリーン、レモンイエロー、ペールオレンジ、パステルピンクがあります。
無印良品のおえかきペンは、全11色のカラー展開。1本のペンの両端で、色やペン先のタイプが異なります。青、緑、黄、橙、赤は、ペン先の太いタイプ。グレー、ベージュ、ライトブルー、ライトグリーン、ピンクは、ペン先の細いタイプになっています。黒だけは1本1色で、ペン先の太いタイプと細いタイプに分かれています。
らくやきマーカー 全16色。食器へ着色して撮影したもの。(色は実際とは多少異なる場合があります。)
おえかきペン・陶磁器用 全11色。食器へ着色して撮影したもの。(色は実際とは多少異なる場合があります。)
線の太さ
絵付けを行う際に、重要になってくるのが線の太さ。デザインに合ったペン先を選びたいものです。らくやきマーカーとおえかきペンは、ペン先の太い側が筆タイプ、細い側がペンタイプになっています。実際に2つのペンで線を引いてみた結果、それほど違いは見られませんでしたが、ペン先の細い側では、らくやきマーカーのほうが若干細い線になりました。
ペン先が太い側で書いた線の比較。らくやきマーカー(左)と、おえかきペン・陶磁器用(右)。
ペン先が細い側で書いた線の比較。らくやきマーカー(左)と、おえかきペン・陶磁器用(右)。
書き心地
2つの製品のペン先は、写真で見てもわかるように、かなり似ています。実際に2つのペンを使ってみた感想として、太い側の筆タイプは、おえかきペンのほうが柔らかく、より筆に近い印象、細い側のペンタイプは、らくやきマーカーのほうが固く、細い線を描きやすい印象がありました。
らくやきマーカー(エポックケミカル)のペン先。
おえかきペン・陶磁器用(無印良品)のペン先。
コストパフォーマンス
最後にコスト面の問題。1本あたりの価格を、表にまとめてみました。
大量に作品をつくろうと考えている場合や、すでに使う色が決まっている場合には、無駄のない単色販売(バラ売り)で入手したいところです。エポックケミカルのらくやきマーカーには、単品販売があるので便利です。
メーカー | 価格(1本あたり) | 単品販売 |
---|---|---|
エポックケミカル | 151.25円※1 | あり |
無印良品 | 165円※2 | なし |
※1:8色セット価格 1,210円(税込)を8本で割った金額。単品価格は165円(税込)。
※2:セット価格 990円(税込)を6本で割った金額。
比較結果のまとめ
結論。
作品の制作など、すでに仕上がりのイメージが決まっている人には、同色でペン先(太・細)を使い分けられ、単品販売のある、エポックケミカルのらくやきマーカーがおすすめです。
何を描くかはまだ決まっていないけれど、まずは気軽に楽しんでみよう!という人には、無印良品のおえかきペン・陶磁器用もよいでしょう。
最後に、これからオリジナル食器をつくろうと考えている人は、ぜひとも別記事『らくやきマーカーでつくる、オリジナル食器。』も読んでみてくださいね。
それでは、雑貨と、珈琲と、食と、素敵な日常を。