セロファンの頃

セロファンの頃の個展作品をご紹介します。セロファンの頃は中野にあるバー&キッチン、Kannaにて、2008年5月11日から5月21日に開催された、マツヤマ・アキオの第14回イラスト作品展です。

セロファンの頃

赤いセロファンを丸めて、
真っ赤な部屋へ出掛けよう。
普段よりも少しだけ綺麗な服を着て、
背筋をぴんと伸ばしてみよう。
あとちょっと。
そう。
肩の力は抜いて。

セロファンの頃僕は、
滑り台のてっぺんに登って、
色とりどりの空を眺めていたんだ。

絵の具の記憶

絵の具の蓋を回したら、
あの日の記憶がこぼれ出た。
絵の具は憶えている。
僕よりもずっと。
チューブの内側の、
ほんの僅かな隙間に、
あの日の空気を吸い込んで。

赤。青。黄色。
色の記憶を辿って、
行き着く場所は郵便ポストの貯金箱の中さ!

ぷぷっ。
僕はもう、
忘れてしまったのかもしれないなぁ。

硝子の隨に

「硝子の瓶を収集しているのですか?」

意識をしたことはなかった。
窓辺に並べられた硝子の瓶は、
20を越えていた。

近所にある古道具屋さんに立ち寄ると、
決まって硝子の瓶を覗き込んだ。
お気に入りを見つけると、
陽に当ててみたくなった。
薄暗い店内から救い出すように、
僕はそれをレジに差し出した。

「僕は救い出しているのかもしれませんね。」

2017.10.18

久し振りに、晴れ。朝、洗濯をする。それから、爪を切る。昼食に、味噌かつ煮定食。午後から集中して、HTMLのコーディング作業。ベースとなるページを仕上げる。日中は暖かかったけれど、夜、冷え込む。

日記