ドレミハミル EP『HAMILL』のこと。
雑記
2025.11.9

2025年11月9日(日)、ドレミハミルさんのEP『HAMILL(ハミル)』が配信された。ライブでは何度か演奏されてきた比較的新しい3曲と、1stアルバム『Hamigaru Gu-re-reera』の収録曲をバンド編成で再録音した3曲の、計6曲で構成されている。僕はジャケットデザインや、鍵盤、おもちゃ楽器の演奏でこの作品に参加している。
このページでは、僕がレコーディングに使用したおもちゃ楽器(音の出る玩具や道具)のことや、収録曲に対する個人的な感想、ライブでの思い出などについて書こうと思う。
De Niro Coppe(デニーロコッペ)
途中で雰囲気ががらりと変わる、とても印象的な曲。Aメロには、5種類のおもちゃ楽器を使っている。なかじまはじめさんの突き抜けるようなスネアの音が気持ちいい。 1番のAメロ間奏で、ドレミハミルさんが「はーっ!はーっ!はーっ!はーっ!」と囃し立てる部分が、こっそり気に入っている。
使用している楽器や玩具の詳細:SUZUKI Melodion PRO-37 v2/RIVER FORD スライドホイッスル DS-80/卓上ベル/DAISO スポーツホイッスル/ブリキのカラカラ/DAISO ぷかぷかあひる/パチパチハンド
Lily(リリー)
賑やかでありながら、どこか切なさを感じるサンバ調の曲。鍋、ぽぴん、セミカチを組み合わせたリズムで始まる。ぽぴんは底の薄いガラス製の玩具で、息を出し入れすることで底がへこんだりでっぱったりして音が出るのだが、これを演奏するのはとても難しく、ひと月くらいずっと練習していたことを思い出す。サビ前で絢々が鳴らすウィンドチャイムがキラキラ眩しい。日本語詩はハミルさんの鼻歌を聴きながら、僕が書いたもの。サンバホイッスル(トライトーンホイッスル)は強く吹かないと音がでないので、家で練習してはいけない。
使用している楽器や玩具の詳細:ぽぴん(ビードロ)/ABE セミカチ/KC トライトーンホイッスル D-TW01/CASIO SA-46(音色:クラビ)/マトラカ/東京ベル クリスタルベル TB-880
Piso & Lala(ピソアンドララ)
リズムやテンポが劇的に変わり、想像力を掻き立てられる曲。初めてこの曲を聴いたとき、拡声器でコーラスを入れてみたいと思い、ハンドメガフォンを購入。そのメガフォンに、サイレン音の機能がついていて、これがAメロにぴったりだった。楽器にこだわらず、ここにこんな音が欲しいという閃きから、音の出る玩具や道具を探すきっかけになった曲。絢々の高速トライアングルに憧れる。オオホリマサキくんが弾く、Bメロのベースのメロディーが好きだ。
使用している楽器や玩具の詳細:サイレン付きハンドメガフォン/SUZUKI Melodion PRO-37 v2/CASIO SA-46(音色:スクエアリード)
Do & Do(ドーアンドドー)
秋の陽を浴びて、金色に光る草原が目に浮かぶような、ノスタルジックな曲。オモトチアキちゃんのバスクラリネットで、序盤からクラシカルな世界に引き込まれる。僕はと言えば、真面目に鍵盤ハーモニカを弾いている。サビに入る直前の音の広がりに、ぞくぞくする。
使用している楽器や玩具の詳細:SUZUKI Melodion PRO-37 v2
Hamireju Mummy Ray(ハミレジュマミーレイ)
アコーディオンとクラシックギターが絶妙に絡み合う、紅茶とクッキーにぴったりの楽曲。原宿の喫茶店『CAFE SEE MORE GLASS』で、オモトチアキちゃんとドレミハミルさんが初めて一緒に演奏した日を思い出す。バンド編成のライブでも、この曲はいつも2人で演奏している。
Darura(ダルラ)
初期の頃から、ほぼ全てのライブで演奏されてきた曲。夕暮れの砂浜を思い出す。ライブでは最後に演奏することが多く、夏の終わりみたいな寂しさに、ひりひりする。この曲を聴くと、添田康平くんが撮影・編集してくれた『Darura(Live at mona records 2017.7.8)』のミュージックビデオが、脳内再生される。Bメロや後奏で回している民芸ミンミンぜみは、消耗品で送料の方が高いので、(まずいないと思うが本気で使う人には)まとめ買いがおすすめ。
使用している楽器や玩具の詳細:民芸 ミンミンぜみ/カスタネット/SUZUKI Melodion PRO-37 v2/CASIO SA-46(音色:スチールドラム)
最後に、このEPで初めてドレミハミルさんの音楽を聴いたという人がいたら、配信シングル『Y no Y』や、1stアルバム『Hamigaru Gu-re-reera』、2ndアルバム『Gugga Lukka』も、ぜひ聴いてみて欲しい。